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マンゴシャワー再び

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絶対にヒンシュク買うと思うけど、、、、東北タイ冬の名物、野ねずみ。もちろん食べるのよ。最近は、環境破壊のせいか、なかなか見つからなくなったそう。

東北タイに来たのが冬だったため、体調の悪さはずっと風邪を引いたのだと思っていた。鼻がずるずる、くしゃみに、咳が少々。夜になると鼻づまりで呼吸が苦しくなる。
症状が風邪みたいなのだが、熱は全然でない。

ここ数日間、天は雲に覆われ昼間も暗かった。そして雨。
それもしとしと降る春雨のような雨。
思い出した!マンゴシャワーだ。

タイ語でfon cha cho mamuang、イサーン語でfon tok ham bak muang。
マンゴのつぼみが出て、花が咲き、受精する時期。
1月から3月頃の雨は、マンゴの花を洗い、その受精を助け、4月から5月頃に実を成らせる。
マンゴはウルシ科。結構強いアレルゲンになる。
私はマンゴの花粉アレルギーなのだ。
雨が降ったことで、なぜか鼻が楽になった。
空気から花粉が洗われたみたいだ。

稲刈りも終わり、今では手で脱穀する代わりに機械が一気に脱穀する。
籾殻を米倉に貯蔵して、東北タイの稲作は終わる。
そして次に田植えを行う5月頃まで、人々は乾季の仕事にいそしむ。
乾季の仕事のなかには、家の新築、結婚式なんかも含まれている。
新しい一年の始まりに向けて、準備が行われるのだ。
雨季までの間の乾季は、儀礼がたくさん行われる時期でもある。
それも雨季の雨乞いや雨占いに関連した宣託を含む場合が多い。
灌漑などの水利がほとんどない東北地方では、雨に頼って農業を行う。
豊かな雨への希求は、地元の口承文化や儀礼に常に見られるモチーフである。
人々は豊かな収穫をもたらす雨を毎年のように待っているのだ。

これから徐々に東北タイは夏に向かう。
夏という呼び方はちょっとおかしいけど、気分的には冬から春を飛び越して夏。
乾季の夏だ。
そして一雨ごとに暑くなっていく。
一番暑くなる4月頃は、果物がたくさん出回る時期でもある。暑いところでは、甘くておいしい果物がたくさん生る。
残念ながら、いつもその頃タイにいることができない。
せめて3月ぐらいにマンゴを食べたいなあ。

そうだ。いつもマンゴをたくさんくれる、トゥーおじさんに今から頼んでおこう。
彼の畑には大きなマンゴの木が何本も植わっている。そして毎年、たわわに実るマンゴを食べきれる人がいない。できたら、小さくてもいいからすぐに頂戴ねって。マリコ

by chachamylove2003 | 2008-12-30 23:47 | 東北タイ