謹賀新年2011

正月は、フィリピンのバギオで迎えました。
花火と爆竹の音が、1日の午前2時ごろまで続いてうるさかった~。

今年こそ、自分で人生を変えていけますように。
よいお年を。

合掌、マリコ
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# by chachamylove2003 | 2011-01-01 23:33 | 私的なこと

介護三句

認知症の母が入院し、夜の付き添いをしたとき、うつうつ考えた句。

「帰る!」と言う母を止めつつ見る夜景
 病院は、大阪梅田の夜景が見えるいいロケーションにある。
 夜遊びしたくなるようなところで、
 一晩中、骨折のため動いてはいけないのに歩いて帰ろうとする母をなだめながら、見ていた夜景は
 よけいにきれいに見えた。

暗闇に母が見ている魑魅魍魎
 夕食後、眠くなると母には、「頭が真っ白なおばあさん」や「小さな可愛い女の子」が見えるらしい。
 「そこに居はるやんか、見えへんのか」
 私には見えないが、毎日言われると何となくいるような気がして背筋が寒くなってくる。

疲れ果て二人して寝る朝食後
 夜中中、暴れまくる母も朝になると疲れて寝てしまいます。
 私も疲れ果てて、寝てしまいます。

今日、母が退院しました。めでたしめでたし。

マリコ
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# by chachamylove2003 | 2010-11-18 23:53 | 私的なこと

母の退院

「友達の声が聞こえてん。絶体にそこにおるわ」
という母は慣れない車椅子を自分でこぎながら
病棟の一つ一つの部屋を巡って行く。
発する言葉もなく私は後をついて行く。

母は私を産んだが、結婚経験はない。
子どもを育てたこともない。
ずっと一人で生きて行くつもりで
80歳の今まで友達を大切にして生きてきた。
でもとことん年をとってしまうと、
みんな、それぞれのところに引き取られていった。
ほとんどは、子どもたちと同居。
またはどこかの施設。

一人ぼっちになって、認知症用のグループホームに
入ってすぐ、私があらわれた。
80歳になって、目の前に
「私はあなたの娘です」っていうのが現れたら
それが、オレオレ詐欺であったとしてもうれしい。

私が娘だということは、どれだけ認知症が進んでも
覚えているみたい、、、。
そのことはうれしい。
でももう名前も忘れたみたい。

これまでの共有した経験が全くない私たち二人は
かける言葉もないまま
同じ空気を吸って、同じ空間を共有して、
ほっこりするような、
イライラするような。

なんなんだろう。
どうしたらいいのだろう。
わからない、誰に聞いてもわからない。

認知症があまりにひどいので
明日病院を追い出されることになった。
リハビリは、、、、?

私はどうしたいの?
どうしよう。

父もまた、最期は認知症で私を困らせた。
認知症は遺伝か、、、、。
私もぜったいに認知症になるなぁ。

久しぶりに一人で酒飲んで、荒れてるマリコです。
明日、やっぱり病院にいかなきゃ。
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# by chachamylove2003 | 2010-10-28 03:57 | 私的なこと

母の夜行列車

母が言う。
「夜行列車、見えるか?」
母は窓を指差す。
都会のど真ん中にある病院の12階の窓の外には
ネオンで輝く高層ビル街。

母がこけて、大腿骨を折った。
病院で手術し、人工骨を入れたが
それ自体は、問題なく終わった。

でも急に環境が変化したためか
認知症が悪化した。
今まで以上に私には理解できないことばかり言う。

「夜行列車、見えるやろ?どこ、行くんかな」

室内の蛍光灯が、暗い窓に反射して
長細いラインが映る。
高層ビルの間を走る、光り輝く夜行列車。

「見えるよ。どこに行くんかな」

母は満足そうに言う。
「どこに行くんかな。
でもあれは夜行列車やて、誰かが教えてくれてん」

母の記憶の夜行列車には、どんな想い出が詰まっているのだろう。
生まれてから今年になるまで、一緒にいたことがなかったので
私には想像もつかない。
きっと楽しい想い出なんだろうな。

幸せな想い出だけに囲まれて
最期の日々を過ごして欲しいな。マリコ
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# by chachamylove2003 | 2010-10-27 02:14 | 私的なこと

ナンセンス・グループ

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村の米倉の落書き。
意味のない、ナンセンスなグループって書いてある。

ここは、村の不良の溜まり場。
大人の目があまり届かないところで、
酒、タバコ、だけでなく、シンナー、覚せい剤をやっている。
中には小学生もいる。

去年までは、年をとったおばあさんが、米倉の横で
日向ぼっこをしていた。
そのおばあさんも去年亡くなり、
他の大人たちは、海外とバンコク出稼ぎに忙しく
誰も子どもにかまわなくなった。
また両親を亡くして祖母に引き取られた子どもも
頼る人を亡くした。

以前から、不良が集まっていたが、
年寄りがいたので、彼らも大人しかった。
しかし今年は、近所の人が私に
「夜は出かけないように」と忠告するほど
近隣村からも人が集まって、シンナーを吸う姿を見かけるようになった。

タイでは、15歳を過ぎれば身分登録証を持てるようになり
遠くの工場などで働くことができる。
現実には、18歳ぐらいまで、どこも雇ってくれない。
中学にも行かなくなり、出稼ぎに行ける年になるまで、
子どもたちは、無意味に時間を過ごす。
特に男の子の現状はひどいものだ。

今年もまた寺の僧侶の身の回りの世話をして
寺で僧侶の残り物を食べて暮らす若者がいた。
以前、覚せい剤をやりすぎて、
不可逆的に脳が破壊され、
仕事をすることができない。
去年は、出家して見習僧となったのだが
どうしてもお経が覚えられないし
じっと座っていることができない。
だから、坊主にもなれず、ふらふらと人の施しで
暮らすだけ。

最近の子どもたちの行動に
困ったものだと
村の大人たちは、ため息するばかり。

でも自分たちの存在が意味のないことだって
書きなぐる子どもたちの気持ちも切ない。
シンナーやって、覚せい剤やって、バイク乗り回して
集まっても話すこともなく、ごろごろしている。
ついていける指導者的な兄貴もいない。
世話を焼いてくれる親もいない。
エネルギーは、たまの祭りでの喧嘩で発散。
辛いなあ。

まりこ
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# by chachamylove2003 | 2010-08-16 11:00 | 東北タイ

タイの母と日本の母

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タイの母二人、ござを編む。

ひ孫もたくさんいる。
愚痴を言いながらも、多くの子どもや孫に囲まれて
質素だけれど幸せな人生を送る人たち。

いつか実現させたい。
タイの母の元へ、日本の母を連れて行くことを。
でもやるとしたら、早くしなければ、みんな死んでしまう・・・・。
まりこ
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# by chachamylove2003 | 2010-08-16 00:05 | 東北タイ

ブヒブヒ・子豚

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ほぼ一年ぶりに、村を訪ねた。
多くの年寄りが亡くなり、
多くの小さな命が生まれた。

人間だけでなく豚も・・・ね。

出産の時に、母豚が亡くなり残された子豚5匹。
哺乳瓶で、動物用のミルクを与えている。
近くで見ていると、意外に可愛い。
生まれてまだ間もないので
四六時中、おなかをすかせて、ブヒブヒ鳴く。
飼い主は、夜中も起きて、ミルクをやっている。
その隣のうちでは、生まれたばかりの人間の子どもも
一晩中、おなかをすかせて泣いている。

人も動物も・・・。
いつものようになんだか忙しい。
バタバタ、どたばた。
そしてあっという間に
私は「おばさん」と呼ばれることに甘んじるようになった。

村の寺に初めて華人式のくじが置かれた。
占いの結果は、「急いては事を仕損じる」でした。
とにかくゆっくりことを進めなさいとのこと。

このくらいの暮らしが、ちょうどいいのかもしれない。
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# by chachamylove2003 | 2010-08-15 18:15 | 東北タイ

雨季の東北タイ

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今日から、雨安居期に入った。
いろんなところで、仏教行事が行われている。
一方で、雨に降られて、急いで苗を作って田植えをする人々。

東北タイの雲は、気まぐれ。
あそこで雨雲が見えたので、こちらに来るかと思えば
違う方向に行ってしまう。
晴れているので、バイクを走らせたら、
雨の中に突入してびしょびしょになった頃
晴れてきたってこともたびたびある。

でもこの季節が一番好き。
これまで赤い土に覆われて干からびたような葉っぱが
雨に打たれて、青々と本来の緑色を見せてキラキラしている。
枯れたのかと思っていた草花が、一気に育ちはじめる。
緑が目にしみる。

これでやっと涼しくなるかねえ。
まりこ
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# by chachamylove2003 | 2010-07-27 03:15 | 東北タイ

まねき猫売り猫昼寝猫

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売り物?
触っても、押し出そうとしても、
頑として動かない。
その根性、好き。

バンコクの雑貨屋さんにて。
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# by chachamylove2003 | 2010-07-27 03:01 |

動物園・・・?

実母が暮らす認知症老人用のグループホーム。
多かれ少なかれ、みんな認知症。
会話が成立する実母のような人は珍しい。

鍵が三重にかけられたドアを開けてもらった途端、
外へ飛び出そうとする老人が私に向かってきた。
「・・・さん、今は散歩の時間とちゃうよー。飛び出したらあかーん」
職員さんといっしょに、私も老人を止めるお手伝い。

トイレに入ると異常に臭い。
糞尿が床に広がり、とても入れたものじゃない。
職員さんと一緒に床ふき。

母の部屋に居ると、ドアを開け閉めする人が何人かいる。
一人は、頭のはげたおじいさん。
認知症はかなりひどいけれど、体が元気なので
廊下を走り回り、鍵がかかっていない部屋に出入りし
いろんなところで、立ちション。

もう一人は、お隣の部屋のおばあさん。
よちよち歩きしかできないのに
歩きまくる歩きまくる。
指輪はルビー、サファイア、エメラルド・・・。
こんなところでおしゃれしてもねぇ。

そのおばあさんと、新しくグループホームに仲間入りした
おばあさんとがとっくみあいの喧嘩。
新しく来た人は、まだ環境に慣れていないので
一日24時間歩き回っているらしい。
そして他の人をどつく、突き飛ばす
また自分自身も体をあちこちぶつけまくっている。
年寄りが2人で「キーッ」と叫んでもつれているのを
ほぐすお手伝い。

母は
「あー、怖い怖い。
こんなとこ、おったら呆けてまうわ」

確かに・・・・。気をつけてね。マリコ
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# by chachamylove2003 | 2010-06-12 22:54 | 私的なこと