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コンビーフの想い出

フィリピンから帰ってきました。
たった9日間の旅でしたが、初めて参加したスタディツアー。
基本的に集団生活が苦手でパッケージツアーにも参加したことがなかった私。
でも若い人と一緒にいて、楽しかったです。

でもいつもフィリピンに行くと思うのです。
食材も調味料も、タイとほとんど同じなのに
どうしてこういう味付けにするのか!!!?と。

肉肉肉、、、どうして野菜を付けないのか!
塩、砂糖、塩、砂糖、砂糖・・・砂糖多すぎ。
油いため、揚げ物、油油油・・・同じ素材を煮てくださいよ~。
そして極めつけが、どうして唐辛子を付けてくれないのか~~~。

でもね、
その中で一番好きな料理があるのです。
それはコンビーフを使った料理。

コンビーフ・・・塩漬けにした牛肉。牛肉は、要するにすじ肉などの安い肉。
保存用食料として、日本では戦中・戦後、アメリカ軍がもたらした。
フィリピンは、アメリカの影響が強いので、どこのスーパーにもコンビーフの缶詰が売られている。
日本では、輸入物がほとんどで、値段も高い!!!

まだ小学生の低学年の頃、
大正生まれの養母は、癌で入退院を繰り返した後、亡くなった。
そのため家には女の人がいないことが多かった。
だから洗濯機も自分で回していたし、
簡単な食事も自分で作って食べていた。
用事で外によく出る父は、私一人家に残していくとき
必ずコンビーフの缶詰を置いて行ってくれた。

私はキャベツとコンビーフを一緒に炒めて
嬉々として一人で食べていた。
コンビーフは、本当に私にとって特別食だった。
値段も高かったから、高級品というイメージ。
それを一缶、一人で食べることができるのだ。

今でも、スーパーでコンビーフ缶を見ると
ついつい手が伸びてしまう。
でも日本では値段が高い。
くず肉に、どうしてこんな値段がつくのだ!
それがフィリピンでは安く、コンビーフハッシュ(ジャガイモと一緒に炒めたもの)は
どこのメニューにも載っている。

ううう、これを食べずにいられるか・・・
塩分過多、脂肪過多、、、なのはわかっている。
でも私にとっては、一人ぼっちでさみしかった日々と
その日々のなかで、ちょっとだけ自立した自分を感じた時を
思い起こさせてくれる食べ物。

だからやっぱりコンビーフは大好き。
今日もコンビーフ缶を買ってしまった。
でもキャベツもジャガイモも買うのを忘れた。
ううう、明日スーパーに行って野菜を買ってこよう。

そしてまたキャベツとコンビーフ炒めをつくろう。

毎回、フィリピンから帰ってくると、しばらくコンビーフ料理が続く。
子どもの頃のしょっぱい想い出。
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by chachamylove2003 | 2011-09-21 23:27 | 私的なこと