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疲れた

疲れた、疲れた、疲れた

母と二度目のお泊り。
高齢者に優しい旅館でヒットしたのに
高齢者にあまり優しくない造りの旅館だった。

グループホームにいる母と一緒に寝泊りすることはない。
初めて会ったのが昨年。
初めて一緒に温泉に一泊旅行したのも昨年。
もう一度行こうと予約していたところ
母が転倒、骨折、入院、認知症の進行。
予約はキャンセルしてしまった。

最近、元気になり
また歩けるようになったので
「あんたと同居したい」コールと
グループホームに対する文句が増えて
聞いている私も辛くなってきた。
温泉にでも連れて行ったら気分が変わるのではないかと
近場の旅館へ連れて行った。

今回24時間母と一緒にいて辛かったし、しんどかった。
認知症は進行が遅くなることはあっても、
元に戻ることはない。
数秒前に言ったことをもう忘れている。
「自分は一人でできる」と強情に一人で歩き回ろうとする。
モノ探しばかりしている。

どうしても私を苛立たせるのは
「前、あんたと一緒にここ来たやろ?」
と繰り返す母の質問。
昨年、生まれて初めて会ったのだし
初めて会ったとき、もうすでに認知症は
進行していた。
どういう経験をして、どういう過去を持っている人なのか
私は知らない。

「来てない」と何度も同じ答えをすると
「そんなはずはない」と、しつこい。
私のイライラは頂点に来る。
「去年生まれて初めてお母さんに会ったのだから
どこで何をしていたのか、何をして働いていたのかも、
私が知るわけないやん」と答えると
「私はず~っと働いてきたで。今でも働いている!」と。
グループホームで働いているつもりらしい・・・。

認知症は、本人が一番辛いとよく言われる。
父のときも、今の母のときも、思ったけど
やっぱり振り回される方も辛い。
これが他人ならば別。
お仕事として割り切ることができる。

「嫌なことは、忘れたらいいねん。
私は忘れるようにしてるねん」と言う母。
私の名前も、時々忘れてる。
私を産んで捨てた想い出は、
母にとってやはり辛いのかもしれない。

それにしても疲れた。
16年前、父の介護をしていたときは、
睡眠不足と動き回りすぎで、ご飯を食べる時間もなかった。
それでもやっていけたのは、ひとえに若さゆえ。
24時間拘束されることに、もう耐えられない。

グループホームで見せる母の表情は
安心に満ちている。
人の悪口を言いながら、喧嘩しながら
人々の間を廻ってお喋りして・・・。
私がいると気を使うようだ。

やはり時折グループホームに顔を見せるぐらいで
ちょうどいい関係なのかもしれない。

まりこ
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by chachamylove2003 | 2011-03-25 01:28 | 私的なこと

金子みすず展

急にどうしても行きたくなった。

金子みすず詩集は、昨年から私の座右の書。
その小さな文庫本は、母の枕元から持ってきた。
ページの間から、押し花された桜がほろほろ落ちる。

花が好きな母。
草が好きな母。
公園に散歩に行くと
いろんな花びらや草を拾ってくる。

誰も気がつかないような
小さな小さな花をつけた草花。
母だけには見える低いところにある花。

金子みすずの詩を読むと
どうしても母を想ってしまう。
優しく、小さく、子どもみたい。

認知症が進めば進むほど
母は子どもへと帰っていく。
私が苛立てば苛立つほど
母の認知症が進む。

母とともに認知症の世界を漂おうと思う。
小さな花や草の命に気づき
小さきものとともに。
春はそこまで来てるのだから。

合掌、マリコ

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by chachamylove2003 | 2011-03-19 22:45 | 私的なこと

東北・関東大震災

あまりに酷い津波の映像に
ことばもなく、テレビに釘付けの日々。
流される家の一つ一つに、誰かがいて
何千、何万の人々が流された。

平和ボケした政治家も
頭から氷水をかけられたみたいに
青ざめて真剣な顔になった。

それでも亡くなった人は呼び戻せない。
遠くにいる私に今できることは祈ることのみ。
春が近いことを望むのみ。
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合掌、マリコ
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by chachamylove2003 | 2011-03-19 21:56 | 大阪