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満中陰

7×7日=49日。
やっと49日の法要を終えた。
自分ではそれほど疲れていると感じていなかったが
12時間ぶっ続けで寝てしまった。
寝すぎて腰が痛い。

これまでほとんど付き合いがなかった母方の親戚。
昔から知り合いである父方の親戚。
その狭間で、気を使いながらも、気の利いたことも言えず
なんとなく会話をしつつ、問題もなく無事に終わることができて
ほっとしている。

母方の親戚は、難しいことを言わないいい人たち。
母が居たときは、皆母に遠慮して私と会話することもなかったが
今はやっと普通にしゃべることができる。
父の再婚後、親戚となったが
私ももう大きくなっていたので
小さい頃いとこたちと一緒に遊んだこともなく
結婚式や葬式にも呼ばれることがなかった。
母方の親戚の集まりには、いつも母が代表として行き
私は、その関係に入っていくことができなかった。

一番仲がよかったのは、前の母方の親戚だったけれど
父が再婚してからは、母によって、連絡を取り合うことが禁止された。
叔母やイトコから電話があっても、母が取り、
「まりちゃんは、元気にしています」と言って
私が電話を取る前に切られた。

親戚なんて一体どういう意味があるんだ?と
ずっと考えてきたが、もうどうでもいい。
関係的にも距離的にも遠い親戚とは疎遠になり
これ以上新たな親戚が増えることはない。

満中陰で、死者は修行への旅立ちの準備が終わったのだそうだ。
これから長い長い修行への道のりが始まる・・・らしい。
日本の仏教はややこしい。仏事が長く続く。
タイはその点、楽でいいな。
百か日法要が済めば、それで終わり。
後は日常的に功徳を積むだけ。
それはそれで、毎日のことになるけれど
人が集まるわけではないし、経済的負担になるわけではない。

私はいつまで母の法要をするのだろうか。
3回忌、7回忌、、、それぐらいでお役目ごめんにしたい。
功徳は、やはり、生前に積んでおいてくれ。
私を看取る人がいない以上、自分で自分の功徳の準備をしとかないと。
自分で修行しないと、他力本願ではただの無縁仏。
これからこそ、精進しなきゃ。

それにしても疲れた。
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by chachamylove2003 | 2010-01-26 07:41 | 私的なこと

戸籍謄本

父は再婚、母は再々婚だった。
私は父の連れ子。
母は、子どもを生んだことがなかった。

母の死後、いろんなところで
生まれてから死ぬまでの戸籍謄本を要求される。
養子縁組をしている私しか、法定相続人にいないが
私しかいないということを証明しなければ
何の手続きもできない。

母は3回結婚したり、実家を出て自分の戸籍を作ったりと
戸籍の移動が激しかったので、
すべての謄本をそろえると、分厚くなった。
いくつもの市町村に関わるので、手間も手数料もかかる。
人の過去を知りたいとは思わないが、
取り揃えなければならないのだから、しかたない。

最初の結婚は、離婚。
次の結婚は、死別。
そして3回目に父と結婚し、また死別。
昭和一桁世代の女性の一生。

それにしても戸籍謄本。
そんなに必要なんだろうか。
別に興味はないけれど、
母には子どもが他にないことを証明するために
最初の結婚の戸籍謄本も必要。
そこには相手の男性が、母と離婚後すぐに別の女性と結婚し
子どもが二人いて、その子どもたちもそれぞれ結婚したことも
書かれている。

この人たちと私はなんら関係もないけれど
彼らもまた何の関係もないように見える第三者の私が
自分の戸籍謄本を取り寄せているなんて
知らないことだろう。

知らないところで見られている個人情報。
気持ち悪い。
こんな戸籍謄本を取り寄せる以外に
別の方法によって
自分自身を証明できることはできないのだろうか。

結論。
戸籍はあまり動かさないほうがいい。
私なんて、生まれてから全く動いていないので
非常にシンプル。
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by chachamylove2003 | 2010-01-08 17:52 | 私的なこと

私の部屋

中学から大学まで住んでいた部屋。
私が家を出てからは、母の物置になった。
数十年ぶりに入ってみる。

かばんかばん、タオルタオル、毛布毛布、、、、たくさん。
大切なものには、メモがつけてある。
「私の一番のお気に入り」
「妹が作ってくれたビーズのバック」

なかに「来春ハワイ。うれし~な」と書いてある袋があった。
見てみると、水着、帽子、ゴーグル。
たくさんのタオルとガウンまで用意してある。

おそらく父が、「ハワイに行くか?」と聞いたのだろう。
結局、行かなかったみたいだけど。

子どものように楽しげに旅行の準備をしていた形跡。
よっぽどうれしかったんだろうな。
そのまま準備中のまま、置かれてあった。

私のものは、すでに処分され
アルバムや本など、一冊もない。
自分が住んでいた愛着も感じない部屋。
寒い。

過去への旅はやっと20年ぐらいさかのぼったにすぎない。
まだまだ続く。
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by chachamylove2003 | 2010-01-04 21:43 | 私的なこと

ノラや(内田百閒)・チャチャや

ふと近所の本屋で手に取った本。
表紙の猫の写真が可愛いので買ってしまった。

ノラの猫を飼い出して
のめりこんでしまった筆者。
そのノラが戻らなくなり、
また次に来た猫も病死し
70歳もすぎた老人が毎日泣いて暮らしたエッセイ集。

あまりに猫が可愛くて、どうしようもない。
そんな状況が目に見える。
行方不明や病死に直面して
おろおろ、わんわん泣く筆者の心に共鳴してしまう。

私もまた昨年亡くなったチャチャのことが忘れられない。
今でも「ノラや」の著者のように
猫が歩く音が聞こえるのだ。

ノラやノラや。
チャチャやチャチャや。
もう一年以上たったね。
チャチャのいない一年は、長くて辛かった。
それに精神的にも酷い打撃を何度も受けた年だった。
チャチャが居てくれたら、、、と何度も思った。
いつも私を励ましてくれたチャチャ。
もう居ないことが不思議でならない。

チャチャやチャチャや。
幽霊でも何でもいいから出ておいで。
いつでも待ってるよ。
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by chachamylove2003 | 2010-01-02 22:15 |

たくさんの線香

約14年前に父が死んだ。
実家の片づけをしていたら
父が死んだときにもらった供え物がたくさんでてきた。
線香もたくさん。

何だ、こんなところにたくさんあったのなら
買わなくてもよかったのに、、、。
まるで宝物のように供物をためていた。

前の養母の法事の香典返しも出てきた。
使いたくなかったのだろう。
いつも死んだ前の母と競おうとする人だった。
「私の方が○○(私)によくしてあげている」
「私との付き合いの方が、前の人より長くなったわね」

私は比べたことがない。
そもそもどちらも養母であって生母ではない。
死んだ人と何を比べることがあろうか。

法事や葬儀の引き出物は、二番目の養母にとって
戦利品のようなもの。
これだけしてあげたという証明書みたいなもの。
引き出物だけではない。
家自体が彼女の戦利品だった。

父が死んでから私は家の物を触ることができなかった。
実家のすべての部屋は開かずの間となり
母は私が入ることを禁止した。
私が入ると埃が入ると言って。

だからやっと今、私は父や前の養母の遺品も整理できる。
もちろん整理とは捨て去ること。
過去を整理し、捨て去るために、、、
がんばる、、、、。
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by chachamylove2003 | 2010-01-01 21:38 | 私的なこと

海老一匹

過去への旅は、まだまだ続く。
二度目の養母との楽しい思い出が探せないかと
書き残したバラバラのメモに目を通す。

日記帳というものはなく
いろんな手帳にバラバラにメモ書きされている
様々な思いや感想。

父と私との三人で旅行をしたときのメモ書き。
行った先、食べた物などが書かれている。
そのなかに
「○○(私)が私が取ろうとしていた海老を取った。
結局一匹しか食べられなかった」
とあった。
父も母も海老が異常に好きだった。
でも、、取った取られただのって、、、、。

それほど私のことが憎いのか。
いつも母は私と競争していた。
父をめぐって。
私が家を出て、彼女は安心していたに違いない。
でも父は私を追ってくる。
それが悔しくてたまらないみたいだった。

父と母と二人で行った旅行は
楽しい思い出ばかりのようだった。
私もそれを邪魔したくなかった。

何だか悲しくなった。
なさぬ仲って言うけれど
それを理解してくれたのは、
東北タイ農村の女性たちだった。
日本人の多くは言う
「これまで育ててもらったんだから
恩を感じないと、、、」と。
でも東北タイのおばあさんたちは
「他人は他人。気にしなくていい。
所詮、分かり合えることはないのだから」
と言ってくれた。

片づけするのが、ばかばかしくなる。
でもこれも私の業。
どんなメモでも目を通す。
嫌なことでも。
これが最後のご奉仕なのだから。
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by chachamylove2003 | 2010-01-01 20:57 | 私的なこと

遺品整理

遺品整理は嫌な作業だ。
他人のプライバシーを侵害しているようで。
警察官は、こんな作業を毎日しているのだろうか。

母の遺品を整理するとは、ほとんどの場合捨てること。
領収書の山、法事でもらったタオルとお盆の山、、、
貯めに貯めた手提げ袋にビニール袋、、、
捨てることが嫌いで、貯め続けた結果。

母の遺品整理の後には
父や前の母の遺品整理もしなければならない。
何もかもそのまま上へ上へと物を積み上げてきたから
いろいろなごみの中から過去の遺物が出てくる。
いつまで続くのだろうか。
いつまで私は過去にさかのぼるのだろうか。
嫌な嫌な子どもの頃へと想いはさかのぼっていく。

過去への旅もこれが最後のご奉仕として
自分に課せられた責務と思う。
やらなきゃ。
はあぁ。
疲れた。
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by chachamylove2003 | 2010-01-01 00:14 | 私的なこと